密林の弱者オレ

2005年3月14日
先日、電話があり行ってきました。
何でも測量の仕事のお手伝いだそーで。
測量ってゆえば、あのよく道路なんかで2人組でやってるっしょ。
鳥人間コンテストなんかで距離を測る人がなんか覗いてますよね。

アレなわけだから、もー興味むんむんで引き受けました。

当日の現場は山の近くで、1人さみしく誰もいない駅で降車。
んで集合。
メンバーはオレと親戚の人とその相棒の人で3人。
例の長靴と上着に着替えて作業開始。
作業とゆーても俺は全くの素人なので、相棒のSさんにピッタリくっついて機材の荷物を持ったり、スタッフと呼ばれる棒を持って、指示どおりに動くぐらいなのだが。

ちなみに測量のしくみは、三脚で固定した装置の直線状にそのスタッフを置いて、その地点の距離や座標やらをハイテクで割り出すわけですよ。
あとでポイントを全部取ってパソコンに取り込めば図形が浮かび上がるとゆー寸法です。

その作業がしばらく道沿いに続いて山の斜面にさしかかった時。
ふと急に何を思ったのかSさんが山の中に入って行きました。

ものすごい音をだしながら、生い茂る木をものともせず。



バキバキ。

オレ「・・・・・・」

Sさん「行くよ〜」

オレ「マジですか!?」

バキバキ。



ハイ、しばらくこのやりとりの繰り返しです。
もージャングルよ。ジャングル。冬の山だけど。
確かに長靴がいると聞いていたけど、まさかこんなジャングルに入るとは予想してなかったね。
そら昔は竹やぶとか入って遊んださ。
違うんだよ。ザクとは違うのだよ、ザクとは。
もー顔に何かがあたらない日はねーってぐらいあたってくるし、ツルや棘にはひっかかるし、落ち葉でふんばりきかないし。

てか燃えたね。
人間て不思議なもんで予期しない危機的状況に陥ると、テンションが上がってると勘違いできるんだね。
それからもえーとこれガケですか?ってゆーのを悠然と進むSさんに付き従いながら、どこまでもついていきましたとも。

なんやかんやで、終わったのが夕方かな。
測量の仕事で山ん中に入るのはそーないらしいのだが、今回はその山と付近の全形をとったのはガケ崩れ防止の、フリーフレーム用の設計図をつくるためらしい。
ふむー。

いやーはっきりゆって地道な作業だけど、衣食住に携わる仕事ってのは必要不可欠なんだと思いましたわ、やっぱ。
でも今度お手伝いする時は平地でお願いします。

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